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映画『教場 Requiem』を鑑賞

2026/2/25

映画『教場 Requiem』を鑑賞して、改めて“警察官とは何か”“正義とは何か”を
考えさせられました。本作は、木村拓哉さん演じる風間公親(かざま・きみちか)と

いう冷徹な教官を通して、単なる警察学校の物語ではなく、人間の本質や覚悟を

描いたミステリーだと感じました。

風間公親は「警察学校は優秀な警察官を育てる場ではなく、適性のない人間を
ふるい落とす場」という信念を持ち、容赦なく生徒を追い込みます。

 

その姿は一見すると非情で冷酷ですが、その厳しさの裏には、命を預かる職業の

重みがあります。どんな小さな嘘や迷いも見逃さず、生徒の本質を
見抜く姿には圧倒されました。特に、彼の鋭い観察力で生徒の秘密が
暴かれていく場面は緊張感に満ちており、画面から目が離せませんでした。

 

また、風間自身が過去の事件で右目を失った経験を持つことが、
物語に深みを与えています。彼の厳しさは復讐心や冷酷さから
来るものではなく、「同じ過ちを繰り返させない」という強い覚悟から
来ているのだと感じました。その背景を知ることで、風間という人物が
単なる“鬼教官”ではなく、信念を貫く一人の警察官であることが伝わってきます。

 

生徒たちもまた、それぞれに弱さや闇を抱えています。極限状態に
置かれることで、自分自身と向き合い、本当に警察官としてやって
いけるのかを問われる姿は、とてもリアルでした。退校を突き
つけられる場面は胸が痛みますが、それもまた命を守る職業の現実なのだと思います。

 

最後まで緊張感が途切れず、心に残る作品でした。

警察という職業の裏側と、人間の覚悟を描いた一作だと思います。