最近読んだ本の紹介
2024/12/27
「バリ山行」松永K三蔵著 第171回芥川賞受賞作。
お勤め先の社内企画である六甲山登山に波多(はた)が参加する。
社内親睦を図る目的で登山サークルで活動していたが、
あることがきっかけで職人気質で孤立していた
ベテラン社員妻鹿(めが)が加わる。
サークル活動のつもりであった波多がふと気づくと
薮を搔き分けの登山をすることに。
いったい何があったのか?
妻鹿とのかかわることで波多の何かが変わる?
日常の会社生活と非日常の登山活動が織りなす山岳小説です。
168ページと一気に読める本作、オススメです!