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滋賀県土地家屋調査士湖南支部研修会

2026/1/22

キラリエ草津において開催された支部研修会に参加しました。
今回の研修テーマは「古地図」で、講師には琵琶湖博物館の学芸員である
島本多敬先生をお迎えし、古地図の成り立ちや歴史、種類ごとの特徴、
そしてそれぞれが作成された背景について、専門的かつ分かりやすい
ご講義をいただきました。

 

研修では、単に地図を資料として見るだけでなく、当時の社会情勢や人々の暮らし、
行政の意図などがどのように地図に反映されてきたのかについても触れられ、
古地図が持つ歴史資料としての価値を改めて実感する内容でした。

また、研修会場であるキラリエ草津の所在地である草津市大路について、
過去の地籍図と現在の地籍図を重ね合わせながら解説していただき
土地の形状や区画がどのように変遷してきたのかを具体的に知ることが
できました。当時の測量技術や測量手法の工夫、さらには境界を巡る紛争が
発生した場合に、どのような手続きや考え方で解決が図られていたのかと
いったお話もあり、興味深く拝聴しました。

 

これまで、地図について体系的に学ぶ機会はほとんどなく、日常業務の中では
「当たり前のもの」として扱ってきた部分も多かったため、新鮮な気持ちで
研修に臨むことができました。

長い歴史の中で改良や変遷を重ねながら、現在の正確で信頼性の高い地図や
地籍図へと受け継がれてきたことを改めて認識しました。

日頃業務で扱っている地図一つひとつが、先人たちの努力と知恵の積み重ねによって
成り立っていることに対し、感謝の念を抱く有意義な研修会となりました。